ナミビア旅行をするにあたって、一番調べたし不安だったのが、この2日目の長距離移動です。
事前準備と1日目のことも記事にしているので、興味のある方はご覧ください。
【レンタカーの受取】
レンタカーのお店が開く7時に受取予約をしていたので、6:45くらいに宿を出て歩いてお店まで向かいました。
〈受取手順〉
レンタカーを借りるまでの流れは日本とほぼ同じです。
名前を受付の人に告げて、パスポートや運転免許証(日本とアンゴラのもの)を提示し、用紙に名前や連絡先などを記入します。詳細は後述しますが、保険内容もこの時に確認します。
契約書を確認してサインした後は車の確認です。実際に借りる車をお店の人と見ながら、既についてる傷などをチェックしました。
〈保険について〉
ネットで事前予約した際には「自動車損害補償保険」と「車両盗難保険」がついていましたが、受付時の付帯保険の説明の際に、窓ガラスやタイヤの補償の保険も追加してもらいました。
4WDのレンタル代自体が高かったので保険をどうするか迷ったのですが、慣れない車と場所の長時間運転なので、何かあった時のためにフルプロテクションにしました。
結果的に、返却までタイヤや窓ガラスの破損は無かったものの、フルプロテクションにしておいて良かったと思います。
〈ハプニング〉
事前予約時はTOYOTAのHiluxというオートマの4WDを借りたつもりでいましたが、実際に行ってみると、ISUZUの4WDではありますがマニュアル車の貸し出しでした…。
お店の人に聞いてみても、ここにはマニュアル車しかないと言われ…。レンタカーを借りないとどうにもならないので、結局このまま借りることにしましたが、私はマニュアルの運転が出来ないので、運転は夫に全て任せることになってしまいました。
夫も自動車学校以来のマニュアル車の運転だったので、運転の仕方を確認しながらの出発となりました。
【ホテル出発と市内運転】
レンタカーショップから宿までの運転ですが、慣れないマニュアル車且つ初めての道のため、ものすごく苦戦しました。ここでは長く書きませんが、最初のこの運転が大変でした…。
〈ホテル朝食と出発〉
ホテルの敷地内に無料で駐車可能なのでそこに駐車後は、共有スペースで朝食を取りました。朝食の時間内に自由にそこで食べる感じで、パン数種類とハム、チーズ、シリアル、オレンジジュースやコーヒー、ルイボスティーなどがあります。
朝食後は部屋に戻り荷物をまとめ、夫はYouTubeでマニュアル車の運転の仕方を再確認、私は市内を出てからはネットが使えないことを想定して道の確認をしていました。
〈市内スーパーで買い物〉
予定よりだいぶ遅くなってしまいましたが、10時ごろチェックアウト。まずはスーパーへ向かいました。市内は車が多いので緊張しましたが何とか駐車場へ入るも、この駐車場が狭いのと慣れない大きい車ということもあり、ここで早速少し擦ってしまいました…。
スーパーでは飲み物と軽食を購入。駐車場を出るのにも苦労しながら、何とか出発。
私たちは前日にスーパーへ行けなかったので、この日に買い物をして目的地に直行したのですが、前日にウィントフック市内で買い物をしない場合は、ルート的にレホーボスという町に寄るルートにしてそこで買うのも良いと思います。
直行ルートだと市内を出て割とすぐに砂利道(?)になるのですが、レホーボス経由だと舗装路がそこまでは続くので走りやすいらしいです。
【長距離ドライブ道中】
〈道路の様子〉
市内を出て舗装路ではなくなると、いよいよ写真のような道が延々と続くので、そこをひたすら走ります。
このような道なので、小石や砂が飛んで車体にぶつかる音を聞きながらのドライブでした。基本的にはひたすら道なりに進むだけですが、所々で看板があるので、そこで道を確認します。他の車も0ではないですが、たま~に対向車とすれ違うことがあるくらいでした。
走っている途中で野生動物がちょいちょい出てきたりするので、その時は車を止めて写真を撮ったりもしました。
私が写真に収めたのは牛?とスプリングボックですが、サルや子供のイノシシなども走っている途中で見ることが出来ました。
〈ソリティア〉
市内を出てから休憩を挟みつつ約4時間半でソリティアという町に到着!!
ここにはガソリンスタンドとMcGregor'sBakeryというパン屋さんがあるので、ここで給油と食事をします。
どのブログにもここのアップルパイが美味しいと書かれていたので注文。クリームも甘さ控えめでリンゴはゴロゴロしていて美味しかったです。ミートパイも食べたかったのですが、残念ながら売り切れてしまったとのことでした。
店員さんも親切で、トイレも思ったよりきれいでした。廃車やサボテンなど写真スポットもありました。
ソリティアを出たらあと少し。ロッジのあるセスリエムに向かいます。
〈セスリエム〉
17:30頃に到着。値段は忘れてしまいましたが、入口で公園の入場料を払います。夕日を見るには時間的にギリギリだったので、宿泊するロッジにチェックインする前にDUNE45にそのまま向かうことにしました。
【DUNE45の夕日】
〈DUNE45まで〉
公園内の道は舗装されており、DUNE45までの道も1本だけなので、ひたすら走っていれば迷うことはなく到着できると思います。30~40分くらい走ると、車や人が集まっているところがあり、DUNE45という看板もありました。
〈夕日鑑賞〉
駐車場に着いたのが18:30、日の入り予定時刻は18:45だったので、車を降りたら早速登り始めます。砂に足が取られるので体力は奪われ息切れもしますが、砂丘を上っていくのは楽しかったです。砂は熱くも冷たくもなかったので途中からは靴を脱いで、またひたすら上ります。高さが伝わらないかもしれませんが、高所恐怖症の人は怖いかも…。
私たちより前に来ていた人たちはさらに先にいましたが、私たち2人は体力と時間的にそこまでは行けず…。登れるところまで行き、程よいところで座って夕日が沈むのを眺めました。はるばる来た達成感が気持ちよかったです。
しんみりと夕日を鑑賞した後は、ロッジに向かいます。
【ロッジで過ごす夜】
〈Dead Valley Lodge〉
翌日のデッドフレイのためにゲート内にある宿を予約しました。今回予約したところはサービスはとても良いのですが、予約するのが遅かったからか、めちゃくちゃ高かったです…。限られたゲート内の宿泊施設のうちお値段がもう少し安いところは希望日が埋まっていたので、早め早めの予約をお勧めします。
ゲート内には自分たちで全て準備するキャンプ場もありますが、私たちは疲れて何も出来ないだろうと思い、3食つきのこのロッジにしました。到着時の昼ご飯がついているのですが、間に合わなかったら翌日のお弁当にしてくれます。
ここは1部屋ごとに独立していて、寝室とシャワー・トイレは別になっているため、一度外に出る必要があります。寝室とバスルームの間(外)には、冷蔵庫や手洗い場、机や椅子が置いてあります。アメニティは充実していて、シャワーも温かいお湯が出てきて良かったです。
〈ロッジでの夕食〉
DUNE45から戻り、20時前くらいにチェックインをしました。夕食はコース料理となっており、写真はありませんが前菜から頂きます。メインは6種類くらいの中からスプリングボックやゼブラ、牛など選ぶことが出来ます。
デザートまでしっかり美味しかったです。
夕食の時間が21時までだったので、私たちはかなりギリギリとなってしまい、食べ終わるころには他のお客さんは部屋に戻っていました。
夕食後にスタッフの方から朝食をどうするか確認がありました。朝食は7~11時なので、早朝に出かける場合はお弁当を作り部屋の冷蔵庫に入れておいてくれます。
ここではスタッフの方が変換プラグを貸して下さったので、それで順番に必要なものを充電しました。
部屋に戻ったのが21時を過ぎていたので、シャワーを浴びたり荷物整理をしたり、温かい飲み物(部屋にコーヒーや紅茶、ホットチョコレートが置いてありました。)を飲みながら星空を眺めたり…。滞在時間が短かったのがとても残念でしたが、この夜はまったりと過ごしました。
3日目はいよいよデッドフレイに向かいます!!