戦争で実際に使われていた要塞ですが、今は周りにショッピングセンターやレストランもあります。
要塞の中はMuseu nacional de história military(国立軍事歴史博物館)になっており、私も夫と一緒に行ってきました!
地上(?)からは少し登らないといけないのですが、星形の入り口の手前までは車で行くことができます。登ってくる途中にゲートがありますが、博物館に行くと言ったら通してもらえます。この入り口の手前に案内板もあり、少し奥に進んだ入口で500kzを払って中に入ります。
入ってすぐの正面にはエンリケ航海王子やヴァスコ・ダ・ガマなどの銅像があります。
載せている写真以外にもたくさんの銅像があるのですが、私の勉強不足で、この銅像は誰なのか、なぜこの博物館に飾られているのかなど分からないこともあるのが悔しかったです…。
階段や坂を上っていくと、要塞の縁をぐるりと歩くことが出来ます。要塞を一周するのである程度の距離は歩くのですが、ここからルアンダ湾やルアンダの街並みをきれいに見渡すことが出来ます。
室内の展示場には最近まであった戦争の写真や遺品が、外には戦闘で大破してしまった飛行機や銃、戦車などがありました。
アンゴラは20年ほど前まで内戦をしていたため、思わず目を逸らしたくなるような展示物もありますが、そういった歴史なども知ることが出来る場所だと思います。
写真にもあるような石畳で少し歩きにくく、要塞内をぐるっとまわると意外と距離があるので、履きなれた靴で、時間に余裕をもって行くのがおすすめです。