アンゴラの観光地として博物館をいくつか紹介していましたが、もちろんそれ以外にも(少ないながらも)観光地はあります。今回はルアンダから少し足を延ばして行ける3つの観光地を紹介します。
【Miradouro da Lua】
直訳すると「月の展望台」という意味になります。高台から見える切り立った崖や折り重なる地層の様子は、ルアンダの町とは全く異なり、広大な自然を感じることが出来て圧巻です!!
私たちが行った時にはポツンと立つ小さなお土産屋さんはありましたが、この周囲には特に何もないため、ここ目当てというよりもどこか他の場所プラスアルファの観光地として行くのが良いかもしれません。
【Mussolo】
ムスーロという半島(?)で、現地の富裕層の中には別荘をここに持ち休暇をのんびりと過ごす方もいるそうです。
私たちは以前行ったMuseu nacional da escravaturaの横から出ている乗り合いのボートを利用しました。
ライフジャケットを羽織り、YAMAHAやHONDAのモーターを積んだ船で向かいます。
別荘が並んでいますが、私たちはレストランで降ろしてもらい食事をしてきました。
一緒に行ったドライバーさん曰く、コロナの影響で開いている所が少なくなっているが、レストランで食事したり、ホテル(バンガローみたいな)に週末だけ泊まったりとリゾート地のように過ごせる場所だそうです。
【Quicama】
キッサマ国立公園では、サファリを楽しむことが出来ます。
私たちはアンゴラのツアー会社のパッケージツアーで、Miradouro da LuaやMuseu nacional da escravaturaも含まれているものに参加しました。
この大きい車で公園内を走ります。
走行中は上下左右に激しく揺れるので携帯など飛ばされないように気を付けましょう。
アフリカのサファリと言うと、野生の動物たちをたくさん見られるイメージがあるかもしれません。ですが、アンゴラは割と最近まで戦争をしていたこともあり、動物たちは隣国へ逃げてしまったり、捕まえられてしまったともいわれています。
車で公園内を走り回ってキリンやシマウマ、牛などは遠目から見ることは出来たのですが、期待している程たくさんの動物は見られなかったかな…という印象です。少しずつ動物たちも戻ってきていると話は聞くので、タイミングもあると思います。
今回はアンゴラの3つの観光地を紹介しました。
アンゴラは観光業が盛んという訳でもなく、今までの歴史などを考えても、アンゴラ国内で観光はあまり楽しめないかな~と思っていたのですが、国内にも様々な観光地があり、そこを訪れてそれぞれの歴史や事情など背景も知れるのは楽しいです。
調べてみると、他にも面白そうな観光地をいくつも見つけたので、帰国までに行けるところには行きたいと思います。