ブラジルもアンゴラもポルトガル語が公用語ですが、一口にポルトガル語と言っても、アンゴラはポルトガルのポルトガル語なのでブラジルとはすこし違いがあります。
私もまだまだ勉強中なのですが、身近なものを少しだけ紹介したいと思います。
【単語】
左がブラジル、右がアンゴラでの言い方です。
abacaxi → ananás (パイナップル)
suco → sumo(ジュース)
presunto → fiambre(ハム)
最後のイカについては、もしかしたら使い分けているのかもしれませんが、少なくともレストランやスーパーで見かけたのは、今のところchocoだけです。
【コーヒーに関する表現】
meia de leite:meia=半分、leite=牛乳。コーヒーと牛乳が半分の割合のもの。
galão :牛乳メインにコーヒーが少し。割合が決まっているかは分かりませんが、感覚としては牛乳とコーヒーが 8:2~ 9:1くらいかと思います。
ブラジルでは、上記2つの表現は(少なくとも私は)使ったことがなく、カフェオレを注文するときには「café com leite 」と表現していました。
【文法】
ブラジルでは「あなた」を指す言葉として「você(=you)」を使うことが多かったのですが、こちらではあまり使われないようです。
また、現在進行形もブラジルでは「eatarの現在形+主動詞の現在分詞(estar ~ndo)」ですが、ポルトガルのポルトガル語では「estar a +動詞の不定詞」で表現するそうです。
この項目を「~ようです」「~そうです」という形で書いているのは、手元にある『ブラジル人による生きたブラジルポルトガル語 初級』という本にそのように書いてあるからです…。ちなみに、以前駐在していた方が置いて行ったテキストが何冊かあり、うちにはこのテキストが合計3冊あります。
現地の人と話す機会があっても話の内容を聞き取るのに必死で、どんな文法で表現しているかまでは全く気が回っておらず、身近な単語やテキストに載っている情報のみとなってしまいました…。
外国人向けのポルトガル語教室が現地の語学学校で開催されているので、来月から参加してみる予定です‼ そこでアンゴラでのポルトガル語を学んでいきたいと思います。