yu-k’s blog

2021.12〜2023.9 アフリカ駐在妻🇦🇴

夫婦とお金。駐在妻のお金事情が知りたい。

タイトルにもありますが、いつの時代もどこの家庭も、一度はぶち当たるのがこの問題ではないでしょうか…。私たち夫婦も何回ケンカしたことか。笑

出だしから不穏な気配がありますが、今回は悲しかった出来事やモヤモヤをここで浄化させるべく、記事を書いていこうと思います。

モヤモヤした気持ちを抱えたまま書いたため、愚痴っぽさがだいぶ前面に出てきてしまっているので、その辺りはご了承ください…。

現在の状況整理

帯同者(私)の経済状況

私は日本での仕事を退職して夫の仕事に帯同しており、今は仕事をしていないため収入はありません。夫の扶養に入っているので年金や保険などは夫の給与から引かれており、毎月4万円の配偶者手当は2人の生活費に充てています。

一時帰国の際の病院受診、生活用品や食料品の購入、旅行の際の航空費といった各自支払ったものや航空費のような額の大きいものは、私の独身時代の貯金から一度立て替えてから、何にいくら使ったかをまとめて夫に請求しています。それ以外の個人の出費(Kindle Unlimitedや携帯の番号保管、電子書籍など)は独身時代の貯金から出しています。

アンゴラでの家計管理

まず、夫の給与はドルで支払われているのですが、給与が振り込まれた銀行からお金を移動させるのがめちゃくちゃ手間がかかって面倒なんです…!! ドルを手に入れたらそれを現地通貨に換えて、現金でいくらかは持っておき、あとは現地銀行に入れてカードで支払いが出来るようにしています。

また、例えば、4半期に一回振り込まれる住居手当はあっても、今住んでいるところは3か月分前払いのため、大きい金額を自分たちで立て替えないといけません。

そんな感じで日本で暮らしているときと違うこともあるので、貯金や生活費などで口座を分けるとかは特にしていませんが、夫の明細やお金のやりくり計画は夫婦でシェアしたり、家計簿をつけたりしています。

モヤモヤとその原因

悲しかった出来事

私と同じように、旦那さんの仕事に帯同して来ている奥様やお子さんも最近は増えてきました。そのため、数ヵ月に1回くらいは平日の昼間に奥様同士でランチすることもあります。

先月、少しかしこまった感じの集まりがあったので、他の奥様と一緒に手土産を用意してお渡ししたのですが、夫に「4000Kz(1200円くらい)だったよ~。」と伝えたら「え、4000!!うわ~…。」という反応でした。

こっちに来て私は働いていないから、お金の使い道や金額は気になるのかもしれませんが、夫と一緒に買い物やカフェに行った時などにも「○○円!!お金ないよ~。」と言われるのが辛くて…。平日昼間に1人でカフェや買い物にも行かないし、奥様同志の集まりも、数カ月に一度とそんなに頻繁には行ってないと自分では思うのですが、値段のことを責められているように感じてしまい、惨めな気持ちになって落ち込んでしまいました。

そういう言葉が気になる、ということや、夫婦のお金について話し合いをしようとするも逃げられてなかなか話が出来ず…。数日後に、値段のことをそう言われるのは悲しいということを伝えると「ん~?あれは冗談だよ。」とその場しのぎというか、取って付けたような感じで言われて、それがまた虚しくなってしまいました。

モヤモヤの原因と理由

私なりに、どうしてこの出来事がそんなに悲しくて嫌だったのかを考えてみました。

1:後ろめたさ

今は自分の稼ぎがなくて夫に生活を頼っている、という気持ちがあるので、自分が欲しいものや食べたいものを言ったり、ボディクリームやヘアオイルなど自分が使う日用品を買うのにも後ろめたさがあります。日用品にいくつか種類があっても、少しでも高いものを選ぶと夫に何か言われるだろうな~と思い、結局安い方を選んでしまうので、シャンプーやボディクリームは夫が使用しているものの方が高いです。笑

2:状況の違い

例えば、私が2週連続で週末に体調不良で寝込んでいた時は、夫一人でカフェに行って過ごしていたり、仕事帰りに「今日は近くのレストランで食べてから帰るから、〇〇(私)は適当に食べちゃって良いよ。」と言って自分は石焼ステーキやデザートを食べて帰ってきたり…。

私はたま~に夫以外の人と外食すると値段について言われるのに、自分で稼いでいる夫は自由に自分で食べてきたり出来るんだな~という状況の違いを感じて「ずるい!」と思ってしまいます。

もちろん、自分で稼いだお金で美味しいご飯を食べるのは私も好きです。でも、仕事を辞めてアンゴラまで来たのに、稼いでいない私にはお金の自由がない、と思うと悔しいです。

3:今までの貸し

ここに赴任する際は、家賃3か月分前払いといった初期費用が結構かかります。健康管理休暇や出張の際の航空費は立替えたものを後から精算するので、先に大きい金額が必要です。私の方が夫よりも社会人経験も長く貯金もあるということで、必要な際は私の独身時代の貯金から貸しており、結構な額になっています。

何回か「このまま僕がどこかいなくなったらそのお金は返ってこないね。」と、本人曰く冗談らしいのですが、私からしたら冗談にならないくらいにリアルに感じて…。普段の言動も冗談とも本気ともつかないものが多いのもあり、更に疑心暗鬼になっています…。

私がお金を貸している状態なのに上記のようなことがあったり、「○月には××へ旅行しよう!」と割と近い期間に計画をしていると、今までの傾向からして私の貯金を当てにしてるのかな~と勘ぐってしまうし、まずは返済を考えてよ!と思ってしまいます。

そもそも考え方が違う

私が独身時代は、絶対に手を付けない貯金と、冠婚葬祭や急な出費に備えた貯金…という風に分けており、それに加えて旅行や講座など大きい金額が必要な予定をたてたら、それに向けて期限や金額を決めて貯めていくタイプです。自分で言うのも何ですが割とコツコツ貯めており、何かあったときも、ある程度まとまった額をすぐに引き出せるようにしていました。

夫は、今しか行けないかも、今しか出来ないかも、という経験に積極的にお金を使うタイプで、行動に移すのもめちゃくちゃ早いです。資格勉強や本など、自分のスキルアップに繋がるものにも積極的にお金を使います。

自分とはタイプが違うと頭では分かってても、ついぶつかってしまうのが難しいですね。どちらが正しいとかではなく、2人が納得する形のお金の使い方を考えていきたいです。

最後に

かなりネガティブな気持ちに寄り過ぎてしまったかもしれませんが、モヤモヤを書いてみました。

夫婦でお金の貸し借りはなるべくしない、一度FPの方など第3者を交えて家計の話をしてみるなど、何かしら策を考えてみようと思います。

まだ夫婦2年目なので、これからもぶつかりながら、手探りで夫婦の形を見つけていくしかないですね。まずは穏やかに話し合いが出来るように頑張りたいと思います!